最初は、誰よりも楽しそうにバットを振っていた。
エラーしても笑っていたあの子が、最近は打席に立つ前から表情が硬い。
「声を出せ!」と言っても小さくうなずくだけ。
「もっと思い切って振ってこい」と言っても、バットは出ない。
選手はあなたの指導が間違っているとは思っていない。
でも、その子の目が、どんどん曇っていっているのは事実です。
——なぜだろう?
一生懸命やっているはずなのに、伝わっていない。
全力で教えているのに、空回りしている。
気づかないうちに、
「怒られないようにプレーすること」を子どもに覚えさせてしまっていませんか?
それが続くと、選手の中にこうした気持ちが芽生えます。
「怒られるのが怖いから無難にやろう」
「またミスしたら次の試合、出してもらえないかも」
「褒められるプレーをしよう…」
これが積み重なると、やがて選手は、自分で考えなくなる。挑戦しなくなる。プレーを“楽しむ”心を忘れていく。
正直に言います。
私がこれまで関わってきた12,000人以上の選手の中にも、
こうして野球を嫌いになって離れていった子がいます。
だからこそ、今あなたに伝えたい。
その「曇り」の原因は、技術の未熟さではなく、指導との“ズレ”かもしれません。
「自分が教えれば、きっと成長してくれるはずだ」
「厳しさが、子どもたちを強くするはずだ」
私も、かつてはそう信じていました。
一生懸命やっていた。手を抜いたことなんて、一度もなかった。
負けが続けば練習時間を増やし、エラーをすれば声を荒げた。
それは全部、「もっと上手くなってほしい」「勝たせてあげたい」——
心からの願いがあったからこその行動でした。
でも、ある日。
フォームに悩んでいた選手に、私は“自分の感覚”だけでアドバイスをしました。
「昔の自分はこうだったから、きっとこの子にも合うだろう」と。
ところが、その言葉がきっかけで、選手は深いスランプに陥ってしまったのです。
目に見えて自信を失い、どんどん動きが硬くなっていく。
バットを振るのも不安そうで、守備中も落ち着かない。
そのとき、当時の監督にこう言われました。
「悪いとこは分かるけど、良くする方法は分からんやろ?」
その一言が、胸に突き刺さりました。
私は、選手の「悪いところ」を指摘するだけで、「どうしたらよくなるか」を伝えられていなかったのです。
「自分のやり方に自信があった」
「きっと、これで成長してくれるはずだと思っていた」
——でもそれは、ただの“自己満足の指導”だったのかもしれない。
そこから私は、“自己流”を捨てました。
4スタンス理論、体の使い方、声かけの仕方、練習設計…
何度もセミナーに足を運び、他のチームを見て回り、
本気で「選手のための指導とは何か」を学び直したんです。
その結果、はっきりと言えるようになりました。
学べば誰でも、選手を伸ばせる。
あのときの失敗があったからこそ、今、私の中には“軸”があります。
あの日の自分に、そして、あの子に、今の自分の言葉を届けられたら。
そんな想いで、私は今も指導現場に立ち続けています。
「自分は人に教えるのが下手なんじゃないか…」
「結局、指導って“できる人”にしか無理なんじゃないか」
そんな風に、自分の指導力に自信をなくしている人がいます。
でも、それは違います。指導に必要なのは“センス”ではありません。
私自身、昔は指導の才能なんてまったく感じていませんでした。
選手時代の経験をもとに「こうやればいい」と教えていたものの、
思った通りに子どもが動いてくれず、苛立ったこともあります。
正直、「なんでできないんだ?」と心の中で思ってしまったことだってあります。
でもそれは、子どもたちの問題ではなく、“伝え方”の問題だったんです。
そもそも、選手の身体の使い方にはタイプがある。
反応の仕方、動きの感覚、言葉の受け取り方だって、みんな違う。
それなのに、自分のやり方を押しつけていたら、うまくいかないのは当然です。
でもそのとき、こうも思いました。
「それを知らずにやっていた自分を、責める必要はない」
「学んでいなかっただけ。教えてもらえなかっただけ」
そこから私は、指導を“感覚”ではなく、“知識”と“理論”で組み立てるようになりました。
4スタンス理論を学び、選手のタイプを見分けて教え方を変える。
体の使い方を理解し、「できない理由」を明確にする。
メンタルや声かけの技術を学び、信頼関係を築く。
そうやって“引き出し”を増やしていった結果、
かつてうまくいかなかった指導が、驚くほど変わったんです。
「教えるって、才能じゃない」
「知っているか、知らないか」
「学んだか、学んでいないか」
——たったそれだけの違いでした。
これまで私が見てきた、結果を出している指導者たちも、最初はみんな迷っていました。
でも、学び続ける人は必ず変わる。
あなたにも、必ずできます。
なぜなら、あなたは「もっと良くしたい」と思ってこのLINEに登録してくださいましたよね。
その気持ちこそが、すでに「才能」なんです。
私はこれまで、12,000人以上の選手、30チーム以上の現場に関わってきました。
小学生から中学・高校、大学、そしてプロを目指す選手たちまで、幅広い世代と日々向き合ってきました。
中学では、全日本少年軟式野球大会準優勝、春の全国ベスト4、県大会優勝、九州大会ベスト8。
高校では甲子園、大学では全日本大学選手権や明治神宮大会ベスト4など、
さまざまな舞台で結果を出す選手たちを、裏側から支えてきました。
でも、これらの実績は「すごいだろ?」と伝えたいわけではありません。
むしろ、伝えたいのは——
「どのチームにも、どの選手にも、必ず“伸びる瞬間”がある」
「でもそこに辿りつけるかどうかは、指導者の“見え方”と“伝え方”にかかっている」
ということです。
練習中のたった一言で、自信を失う子がいます。
逆に、「今のタイミングでこの言葉をかける」と決めていた一言で、
目の色が変わり、翌週から別人のようにプレーが変わる子もいます。
現場って、そういう世界なんです。
教科書通りじゃない。セオリーだけじゃ回らない。
だからこそ、“現場で本当に起きていること”を知ってほしい。
たとえば、
監督とコーチの指導が真逆で、選手が混乱していたチーム。
保護者との関係に悩んで、選手への声かけすら萎縮していたコーチ。
結果を出せずにチーム内がギスギスしていたけれど、指導の軸を整えただけで一気にまとまった例もあります。
私はこれまで、こうした「現場の空気」を何百回と見てきました。
だからこそ、テクニックだけでなく、“本当に使える指導”を伝えたいのです。
机の上の理論じゃなく、
YouTubeで見た練習メニューでもなく、
実際に、子どもたちと向き合いながら生まれた“答え”を、あなたに届けたい。
この講座では、私がその現場で積み上げてきたリアルを、包み隠さずお伝えします。
なぜなら、あなたのように「今の指導を変えたい」と願う人にこそ、次のステージへ進んでほしいからです。
これは、今でも私が心の底から思うことです。
「あのときの自分に、今の知識があれば…」
救えた選手が、間違いなくいたと思います。
指導2年目、フォームを崩して悩んでいた選手に対して、
私は“自分が現役のときにやっていたやり方”でアドバイスをしました。
その子は、私の言葉を信じて一生懸命やりました。
でも結果は、スランプ。動きがどんどん硬くなり、笑顔が消えていったんです。
そのとき、監督に言われたひとこと。
「悪いとこは分かるけど、良くする方法は分からんやろ?」
その言葉が、私の中にあった“感覚頼みの指導”を一気に崩しました。
なにかを変えなければ、また誰かを苦しめてしまう——
そう感じてから、私は知識を求めて走り出しました。
体の使い方、指導理論、タイプ別の身体特性、メンタルサポート、保護者との関わり方…
選手たちが“今、この瞬間”に必要としているサポートを、ひとつずつ学び直していったのです。
すると、見える景色が変わりました。
同じようにフォームで悩んでいた選手に、以前なら思いつきもしなかったアプローチができる。
プレッシャーに押しつぶされかけていた子に、「声のかけ方ひとつ」で立ち直らせることができる。
それは偶然じゃない。
“知識があるから、助けられる”んです。
でも反対に、
知らなかったばかりに、自信を失ったまま野球をやめてしまった選手がいる。
それが、今でも私の心に残る、悔しい後悔です。
だから、あなたにも伝えたいのです。
あなたのそばにも、きっといます。
一生懸命で、でも何かが噛み合わなくて苦しんでいる子。
「うまくなりたいけど、どうしたらいいか分からない」
そんな子の未来は、指導者であるあなたの“ひと言”で大きく変わるんです。
そのためには、指導者自身が「選手を導ける引き出し」を持っていなければならない。
そしてその引き出しを増やす場所が、今回の講座です。
この講座は、「昔の自分に届けたかった内容」ばかりを詰め込んでいます。
だからこそ、今、あなたがこれを受け取れば——
“これからの選手”たちを、守れるようになる。
そう信じています。
指導者の学びが、子どもたちの未来を守ります。
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今のやり方に限界を感じている
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選手との関係がうまくいかず、指導が空回りしている
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保護者や周囲との関係に悩み、孤独を感じている
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昔の教え方が今の子に響かなくなってきた
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指導に一貫性がなく、チーム全体がまとまらない
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子どもを怒るたびに、自分も心がすり減っている
-
「本当にこれでいいのか?」という不安が常にある
-
「指導力に自信を持ちたい」「学び直したい」と思っている
そして——
「選手をもっと伸ばせる指導者になりたい」
そう強く願っている方にこそ、来てほしい講座です。
もし今、「もう少し様子を見てからにしよう」と思っているのなら……
一度、立ち止まって考えてみてください。
この先、指導に迷ったとき。
選手がスランプに陥ったとき。
自分の言葉が届かなくなったとき。
あなたの中に「答え」がなかったら、子どもは誰に頼ればいいのでしょうか?
知識がなければ、指導はいつも“賭け”になってしまう。
結果が出るか、選手が伸びるかは、運まかせになる。
でも、それでは救える選手も救えなくなってしまうんです。
「今は忙しい」
「もう少し余裕ができたら」
——そう思っている間にも、子どもたちは日々、変わっていきます。
今、あなたが学ぶことで守れる選手がいます。
逆に言えば、今学ばなければ、見逃してしまう才能や、潰れてしまう芽もあるということです。
だからこそ、今この瞬間に、自分の指導を“変える準備”を始めませんか?
それができるあなたなら、きっとこの講座を最大限に活かせます。
この講座は、すべての指導者に無理におすすめするものではありません。
以下に当てはまる方には、正直に申し上げて向いていません。
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「昔のやり方で十分」と思っている方
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子どもを怒鳴ってでも動かせばいいと考えている方
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自分の感覚こそが正解だと信じて疑わない方
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新しい学びを取り入れるつもりがまったくない方
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指導の失敗をすべて選手のせいにしてしまう方
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現場に立つ責任より、プライドを優先したい方
-
技術だけ教えれば選手な上手くなると思っている方
そしてなにより、
「変わるつもりがない」方には、この講座は不要です。
この講座は、すでに“うまくいっている人”のための自慢話ではありません。
むしろ、「今のままでいいのか?」と立ち止まった人のためにある場所です。
間違えたことがあるからこそ、見えてくる指導の本質があります。
迷ったことがあるからこそ、子どもたちに寄り添える言葉が生まれます。
だからこそ、今より一歩でも前に進みたいと願う人だけに届けたいのです。
この講座は、その一歩を本気で踏み出す“覚悟ある指導者”のために作りました。
今回、私が22年間の現場経験と実績をすべて詰め込んだ
『チームビルダー養成講座』が、いよいよ2024年6月1日から開講します。
これは、これまでにはなかった全く新しい形の指導者向け講座です。
単なる理論の詰め込みではなく、
「実際の現場で、すぐに活かせる指導の軸」を体得できる、全8回・4ヶ月の実践型カリキュラム。
そして今回は、より深く、丁寧に一人ひとりに関われるように、
【定員は20名限定】での少人数開催とさせていただきます。
なぜ少人数なのか?
それは、一人ひとりの指導の悩みや現場の状況にしっかりと寄り添いたいから。
この講座は、ただ学ぶ場所ではなく——
“あなたの中に、確かな指導の土台(軸)を築く場所”だからです。
今の子どもたちは、昔のように叱られて伸びる時代ではありません。
かといって、ただ優しいだけの指導では、選手の力は引き出せない。
今、必要なのは——
「信頼関係を土台に、選手の個性と本質を見抜き、導く力」。
そしてそれは、学べば誰でも手に入れられるものです。
この講座で、あなた自身が「指導者として本当に大切なこと」を見つけ、
どんな現場でも迷わない“判断軸”を持てるようになります。
この4ヶ月は、あなたの指導人生を変える起点になるはずです。
ここで提供する内容は、単なるセミナーや理論講座ではありません。
これは、私が22年の指導経験と12,000人以上の選手との関わりの中で、
何度も悩み、失敗し、試行錯誤の末に掴んできた“実践と現場の知恵”の集大成です。
その内容を、8回・4ヶ月にわたって、少人数制で、
あなたの指導現場に合わせてフィードバックしながら提供します。
つまり、この講座で得られるのは——
・ 選手を見抜く“目”
・伸ばすための“言葉”
・ブレない“指導軸”
・保護者・周囲との“信頼関係”
・指導者としての“自信”と“未来”
このように、今後10年、20年と使える「指導の土台」を築く講座です。
あなたの現場のすべてが変わる可能性を秘めているのです。
そして、何より怖いのは、
「今、学ばなかったことで失うもの」。
✔ 自信を失って野球をやめてしまう選手
✔ チームがまとまらず苦しむ数ヶ月
✔ 保護者やスタッフとのギクシャクした関係
✔ 「あのとき動いていれば…」という後悔
こうした“損失”のほうが、よっぽど大きいと私は思います。
たった一度の決断が、
あなた自身と、選手たちの未来を変える——
そう信じて、この価格にしました。
とはいえ、今すぐ一括での支払いが難しい…
そんなお気持ちも、もちろん理解しています。
だからこそ今回、10回までの分割払いにも対応しました。
月々の負担は、13,200円(税込)。
1日あたりに換算すれば、わずか約440円です。
これは、
・自販機の缶コーヒー2本分
・コンビニのおやつとドリンク1回分
・月に数回のランチ代
——そんな日常のちょっとした出費を見直すだけで、手が届く金額です。
でもこの「440円」で手に入るものは、
単なる知識ではありません。
あなたの中に一生残る“指導の軸”と“選手を伸ばす力”です。
・悩んでいた子が笑顔を取り戻す
・チームが一体となってまとまり出す
・「先生の指導、分かりやすいです!」と保護者や子どもたちから言われるようになる
そんな未来を手に入れるために、
今ここで、あなたが「学び直す決断」をしてくれたら嬉しいです。
今回は限定20名。
このチャンスをつかめるのは、今、動いた人だけです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
もしかしたら今、心のどこかで
「自分なんかが受けても変われるのかな」
「もう少し経験を積んでからでもいいんじゃないか」
そんな迷いを感じているかもしれません。
でも、私もかつて同じ場所に立っていました。
選手のことで悩み、怒ってしまったあとに自己嫌悪になり、
うまくいかない現場で、どうしていいか分からず立ち尽くしていた日々。
そのとき、「指導者として変わりたい」と思った気持ちが、すべての始まりでした。
あなたにも、きっとあるはずです。
もっと選手を伸ばしてあげたい。
もっとチームを良くしたい。
もっと、自分の指導に自信を持ちたい。
その気持ちさえあれば、必ず変われます。
私は本気でそう信じています。
そしてその変化の一歩を、あなたと一緒に歩めたら嬉しいです。
選手たちは、あなたの言葉を待っています。
あなたの「変わりたい」という決意が、
そのまま子どもたちの未来を明るく照らします。
一緒に「指導者としての軸」をつくりませんか?